子どもたちが企画運営にも参加

10月24日、富山市を会場に、北陸3県の子ども支援に関わる各種団体が加盟する「親と子のリレーションシップほくりく」主催、「親と子のいいカンケイってな~に! 子ども・若者の声に耳を傾けて」が開催され、教育総研からは事務局長・古河が参加しました。この集会は年1回、北陸各県の持ち回りで開催され、昨年度は石川県で開催されています。
冒頭に代表の明橋大二(富山・精神科医)さんは、集会のテーマに触れ「子どもをめぐる、いじめや虐待、少年犯罪など悲しい事件が後を絶たない。子どもも大人も、住みよい社会を作っていくには、今こそ子どもや若者の声に耳を傾けることが大切だ」と挨拶されました。
午前中のパネルディスカッションは、富山で活動される様々な子ども支援団体からのパネラーで構成され、居場所の提供、悩み相談、「ひきこもり」家族支援など、それぞれの活動や課題が紹介されました。パネラーには、「子どもの権利条約」の普及・啓発を目的に活動している「権利条約ネット」の子どもたちも参加し、率直な発言が注目されました。

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午後はテーマごとに4つの分科会が設定され、そのうち「とやま発・こども企画」よりよい学校にしよう!は、権利条約ネットの子どもたちが企画したユニークな分科会です。学校で交わされる子どもと大人(教師)とのやり取りを例に挙げ、その中に権利条約に抵触することがいかに多いか、子どもたちのロールプレイを通して考えるというものでした。
富山県で権利条約に基づく自治体条例ができているところは2つと、石川県と同数ですが、このように子どもたちが継続的に普及・啓発に関わっている事例は石川県にはありません。
「子どもがいない中で子どものことを決めてほしくない」この当然とも言える発言が、子どもたちから発せられたことを新鮮な気持ちで受け止めました。

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