環境教育フィールドワーク(美川安産川はりんこの池)

石川県地方自治体教育予算調査

「子どもの学びの保障」について県内市町の教育委員会調査結果をまとめました。就学援助の受給状況は小学生11.4%中学生13.5%であった。独自の奨学金制度があるのは14市町で、返還支援を何らかの形で行っているのは10市町であった。教育機会確保のための不登校、ヤングケアラー、LGBT等の支援については庁内部局を越えた連携が求められる。
自治体調査結果・まとめ

教科書採択の会議公開を求める

小松市教育委員会に市民から集めた署名を提出するとともに、会議の公開を要望しました。中学生が来年から4年間使用する教科書を、各市町の教育委員会が今年は決める年になります。前回の2020年小松市では選定委員会ではじめに推薦されなかった教科書が教育委員会会議で採択されました。このときの結果には疑問が生じ、文科省の通知にもある説明責任を果たすには審議の過程や理由を明らかにする必要があります。全国的にも公開する教育委員会が増えています。静謐な環境が求められるのであればオンラインによる公開という方法もあります。
「教科書採択に関わる会議の公開を」要望書は左をクリック

パレスチナ問題から考える教育

第3回教育政策研究部会ではイスラエルによるガザ攻撃について半沢部会長がお話しされました。パレスチナ問題の背景にイスラエルの「約束の地」神話教育と、アメリカのキリスト教シオニズム大票田をもたらした公教育の貧困があること、教育の社会的重大性と日本の教科書問題に対する運動の意義が指摘されました。
パレスチナ問題から考える教育(概要はここをクリック)

能登半島地震お見舞い

被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
昨年8月に環境教育フィールドワークを珠洲で行いました。5月の地震の様子を見聞きさせていただきましたが、心配された家屋の倒壊や津波の被害がこんなにも早く来てしまいました。浦研究員からの話では物資も人手も足りないようです。安全な所まで人を運ぼうにも車のガソリンがないとのことです。まだ不明の方も多くおられます。支援ができるときが来ましたら共にお願いします。

石川県評価問題の中止を

「全国学力・学習状況調査」で石川県は小6国語・算数、中3数学で全国トップという例年どおり上位の成績であった。これらの結果を維持するため学校では事前練習が行われており過度の競争的環境は、得点力の低い生徒には過酷なものとなっている。石川県では前年の12月に独自の評価問題が行われており、学力調査の対策の前倒しは子どもたちの負担を早くから増やしている。結果が注目されると正答率の低い市町や学校では対策に拍車がかかることになっている。石川県の不登校数が全国平均より大きく上回ることが6月の県議会でも問題になったが、県評価問題などの全国学テに対する過剰反応がこの状況と無関係とは考えにくいのではないか。
「全国学力・学習状況調査」及び「県評価問題」の廃止を求める声明(左をクリック)

公正な教科書採択をもとめる市民集会

2023教育改革キャンペーンとして公正な教科書採択をもとめる市民集会が11月19日(日)石川県教育会館で行われました。半沢共同代表の基調報告では教科書採択と育鵬社歴史教科書の問題点が提議されました。小松市の中学校社会科教員からは他社と比較した説明があり、分かりやすかったという感想がありました。金沢市や加賀市から今年取り組んだ署名活動等の報告がありました。金沢市では議事録での発言者の教育委員名が表示され、加賀市では採択会議の一部が公開されるなど、これまでより一歩前進する動きが見られました。

中学生は4時半下校-岐阜県下呂市

下呂市は2004年に4町1村が合併。中学生は6校で796人、20年前からは4割減少している。部数も減っているが、部員や教職員の数が減る状況が続いていた。2年前から部活動構想として合同練習を推奨してきた。昨年は休日の指導者を市教委が委嘱し、生徒の移動手段の確保としてスクールバスや公共交通機関の利用について市が負担している。今年は平日は学校で、休日は拠点校で地域クラブとして活動している。大会にも合同チームとして参加し、部活がない学校から陸上で全国大会に出場することができた。生徒からは「やりたい競技ができる」「多くの仲間と練習ができる」「専門的な指導が受けられる」という声がある。

学校では週3日練習し、火・金は5時間目後に始め1時間半ほどになる。月は生徒会活動が水は7時間目が入っている。下呂市では205日の授業日があり30日分の余裕があるため週2時間を削減して部活動に充てている。教職員も部活動後や休日の時間を確保することができた。

「昆虫と自然、子どもと教育」

環境教育部会でのふれあい昆虫館の石川卓弥さんからの話では、昆虫の種類は生物全体の7割をしめ、日本には熱帯より多い3万種が見られる。昆虫は植物の消費者のはたらきが多いが、受粉を助けているため昆虫がいなくては繁殖できない。ミツバチを食するスズメバチは節の間が細いため固形物が通れないつくりになっている。子どもたちが昆虫に興味を持てる実験が紹介された。シロアリが好むフェロモンと似た成分がボールペンのインクに含まれており書かれた線の上を動いていく。モルフォチョウは鮮やかな青色をしているが、構造発色として青色の光の波長を反射しており、アゲハチョウの標本のように色素が褪せることがない。この原理はレクサスのボディカラーにも使われている。標本にエタノールをかけると色がくすむが、蒸発すると元の色に戻ってくる。子どもたちには身近な自然環境の指標となる昆虫を好きになってほしいとのことでした。

5.5奥能登地震の被災地にて

環境教育部会のフィールドワークでは午前中に最も揺れの大きかった珠洲市正院地区を訪れました。舗装された道路に多くのくぼみがあり、地盤の柔らかい地下で液状化が起こっていたと思われます。多くの木造の家屋には、危険と診断された張り紙が見られ建物がねじれたり傾いたまま残っている状態でした。仮設住宅は数か所にあり、今後は市営住宅の建設も予定されています。午後の公開講座では、直小と飯田高の先生から被災の様子を話していただきました。小学校に行ったとき玄関に置いてあったグッピーの水槽が倒れてガラスが散乱していたそうです。もしも子どもたちが学校にいるときであったら、避難する経路が危険な状況になっており、災害時を考えて倒れる物は固定する、重い物は低い所に置くなど学校の中を見直す必要があるとのことでした。多発する珠洲地域での地震の震源が北へ移動しており、能登半島北方沖の5つの活断層の1つ珠洲沖セグメントと連動する可能性がある。その際は津波が発生するため、予想される高さや時間を想定して避難する訓練が必要となります。

環境教育部会学習会「珠洲地震について」

「珠洲地震について」青木賢人 部会長
2007年のような断層の横ずれによる地震では、本震の後の余震のゆれは徐々に小さく少なくなっていく。今回の群発地震は、2021年6月から震度3以上の地震が長い期間に数多く続いており、大陸から日本海が形成されたときに能登半島の地下にできた無数の割れ目に、太平洋のプレートが沈み込んでいくときに上昇してきた液体が入り込んで地震が発生するものと考えられている。震源は外浦側であるが、地盤の柔らかい内浦側のゆれが大きく家屋の倒壊などの被害も多く見られた。埋立地のラポルトすず周辺では、液状化現象のあとも確認することができた。
群発地震の震源は北に移動して日本海の珠洲沖セグメントに近づいており、大きな地震を引き起こすことも考えられる。その際には津波の発生もするため、対策を要する。
5月の地震では、高校図書室の書架が倒れたが連休で生徒がいなかったことが幸いした。固定をすることや重い物を高い所に置かないなどの見直しが必要である。中学校理科室のガラス器具の破損は、昨年の地震とはゆれの向きが違ったことによるものであった。

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