2019.11.30「公正な教科書採択を求める市民集会」リーディング劇「テキスト闇教育」より

「環境教育」への提言集を発行

   

    環境教育部会が編集したブックレット、「子どもたちとともに始める環境教育」~環境教育部会提言を読む~(A4版・カラー・20P)が11月に発刊されました。この冊子は環境教育を教育現場でどのようにとり組めば良いのか、その視点を2015年度から2017年度までの3年間、教育現場に向けた「提言」を収録しています。
 起案した部会長の青木賢人さん(金沢大学)は、その中で「環境学習というと、ともすれば『地球温暖化問題』『生物多様性の減少』(中略)など、〈グローバルスケール〉の〈問題〉に意識が行きがちです」とし、「はじめに」の中で、「環境を適切に理解し、豊かで持続可能な暮らしを成り立たせるためには、地域の自然環境をも持続可能なものとする必要があります」と提言しています。身近な環境を理解することが、安心安全で、ひいては子どもたちの命を守ることにつながり、「環境教育」と「防災教育」の関わりがこれら提言に共通するテーマとなっています。また、2017年度の提言では、授業で十分活用できる興味深く多様なサイトも紹介しています。このブックレットは県内全小中学校に配布しますが、個別に要望があれば実費100円でお渡しする予定です。
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「闇の教育」から「光の教育」へ

   11月30日、教育総研が主催する「公正な教科書採択を求める市民集会」が白山市市民交流センターを会場に、開催しました。この集会、県内3市で、育鵬社教科書の採択がなされたことを契機に2016年度から開催を続けています。当初の3年計画が一段落し、今年度は形を変えて、教科書問題を演劇で表現する企画を進めてきました。
   第1部は「リーディング劇」、演目は「テキスト闇教育」。出演をお願いしたのは大阪を中心に活動する脚本家・くるみざわしんさん(光の領地)と、この演目で共演されている演出家・増田雄さん(モンゴルズシアターカンパニー)、そして6名の女性劇団員の皆さんです。ストーリーは歴史・公民・道徳の教科書会社に「教育復興会議」の幹部が乗り込んできて、戦争を美化するような資料や、日本国憲法を敵視し、基本的人権を制限する掲載を強制するというもので、投影された映像には育鵬社教科書に掲載されたものも使われました。また、道徳では集団や権威に従順であることを求めるものとして、小学校道徳教科書に掲載され人気教材とされる「星野君の二塁打」や形式にこだわる「おじぎの仕方」も採りあげられ、笑っているだけでは済まされない「意図」を的確に、迫真の表現で演じられました。

  
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「競争の強制」教育の荒廃に

   

 11月28日、第4回教育政策部会(11.26)で協議した「全国学力・学習状況調査の廃止を求める声明」(以下:全国学テ)を県教育長宛に提出し、引き続き報道機関に発表しました。この記者会見には、教育総研から半沢英一・共同代表、事務局から古河、須戸、研究員の立場で、盛本県議、森市議も同席しました。

 この声明は、翌週の12月3日に県内一斉に、県評価問題なる「模擬テスト」が実施されることになっており、県内小中学校ではその対策に追われている状況を踏まえて実施しました。今回、指摘した新しい状況として、冒頭に大学共通テストへの英語民間試験導入が見送られるなかで、背後に受験産業の利権が見えること。さらに今年度の全国学テ結果でも「全国上位」との報道が過熱しましたが、教育総研では「都道府県別正答率グラフ」(別途掲載)をとりまとめ、全国すべてが僅か数%以内に収まっていることをデータで示し、順位を競うことの無意味さを明らかにしています。  
   今年度は事前練習や自校採点業務など、一部自治体で見直す動きがありましたが、教職員の多忙化や長時間勤務の大きな要因となっていることには依然変わりがありません。この全国学テ、子供たちに及ぼす様々な負担も計り知れず、「子どもの権利条約」の精神とは相容れないものであると今回も指摘。最後に新しい動きとして、自民党の教育再生実行本部(本部長:馳浩氏)でも、この全国学テの見直しについて議論を始めていることを紹介し、国には廃止を、各自治体にはそこからの離脱を求めました。

1911 全国学テ廃止声明

2019 小中学テ都道府県別2

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