11.23「公正な教科書採択を求める市民集会」

環境教育提言をブックレットに

    6月5日、1回環境教育研究部会が開催されました。当部会では今年も研究課題の1つに「『共に生きる・命をつなぐ』ことを根底に据えた環境教育を提起し、子どもたちが現実を受け止め、そこから真実を見抜き、自ら選択する力を育てるための指針・方策を提示する。そのため石川県のそれぞれの地域の環境と防災教育と学校との関わりについて調査・研究をすすめる。」があります。 
 2015年度から、部会では青木賢人部会長(金沢大学)を中心に、県内各地でF.W.や公開研究講座を開催(HPで既報)するとともに、教育現場での実践に期待し、「提言」をまとめてきました。教育総研ではこの提言をその都度HP上に公開してきましたが、今年度はブックレットに取りまとめ、年内には発行できるように編集作業に入ることとしました。
 なお、今年度のF.W.と公開講座は8月26日(月)津幡町から内灘町周辺の環境や防災について学習する予定です。

「多忙化対策」実効性ある取組は不十分

6月4日、半沢所長を始め、事務局・研究員10名が参加し、県議会会議室を会場に、2019年度県教育予算説明会が開催されました。例年のように県教委からは庶務課や教職員課など各課から担当者に参加いただき、新規事業を中心に説明を受けました。その中で、昨年と同様に、「子どもたちと向き合う時間を十分確保するため」として、今年度も教職員の多忙化改善のとり組みを重要施策に挙げています。

質疑に入り、県は昨年から「多忙化改善」に向けたモデル校を設置したことで、時間外労働80時間を越える事例が減少したとし、今年度はさらにICT支援員、部活動指導員、スクールサポートスタッフの拡充を図るとしています。参加者から、中教審は厳しいガイドラインを出しているが、この予算配置ではとても達成できるとは思えない。早く工程表を示さないと人材も集まらない、との指摘に県は「努力」をするとのと答弁に終始しました。また、スクールサポートの配置は現場で喜ばれているが、昨年度比で一人あたりの単価が下がっているとの問いに、今年度は市町で人材を集める方針であり、負担もお願いしているとの答弁がなされています。
詳細はこちら

「地域の戦争」をたどる公開講座を開催

5月30日、1回の平和教育研究部会が開催されました。この中で、来る6月30日(日)に開催される、フィールドワーク(F.W.)と公開研究講座の詳細が提案されました。講師をお願いしている角三外弘さんは、現在、本部会の研究員をお願いしていますが、現職の頃から地域の戦争記録を掘り起こしや遺族や生存者の証言を集める地道なとり組みをされてきました。また、強制連行により、七尾港で働かされていた中国人の調査にも深く関わって来られ、そうした長年にわたる活動をこのほど集大成されるとのことです。 公開ですので、一般の方も自由に参加できます。
 〇日時 6月30日(日)   
   10:30 F.W. 七尾食彩市場集合   
   13:30 講演会 七尾鹿島労働福祉会館(七尾市袖ヶ江町)   
   15:30 終了予定

 

 

当研究部会では、今回も会議の後段に講師をお招きしました。県原爆被災者友の会・西本多美子さんです。西本さんを含め、石川県内の被爆者たちが、卯辰山に建立した追悼像「平和の子ら」に合わせて20年前にできた歌を収録したCDがこのほど作られました。 西本さんは4歳で被曝された自らの体験を語りながら、「今回は自分の最後の仕事だと思っている。このすばらしい歌を後世に残したい」との強い気持ちが県教委にも届き、県内すべての小学校に届けられることとなりました。すでに県内では学校の平和集会で歌い継がれてきましたが、さらに県内全域で歌われることを願っていると訴えられました。教育総研でもCDを購入し、平和教育ライブラリー-に加えています。

小学校教科書展示会に出かけよう

    第1回教育政策研究部会が5月27日に開催されました。今回の主要なテーマの1つが「小学校教科書採択」です。2019年度は20年度より実施される学習指導要領改訂に対応した教科書が検定を経て、来る6月14日より2週間にわたって、県内各地で展示会が実施されます。また、一昨年採択された道徳教科書についても、同時に採択されることとなっています。
    この3月に公表された検定結果については、すでに報道もなされていますが、社会科では、政権の意向が反映した内容になっているとの指摘があります。①領土問題では政府見解を書き込ませる。②「憲法改正」を取り上げる。③自衛隊の記述が増加している。また、道徳教科書では2年前の検定で批判を受けた、パン屋を和菓子屋に、国旗と国歌の記述、安倍首相の写真掲載等はすべて、削除か改変がなされているとのことですが、どう表現されているかを確認すべきです。評価された「子ども権利条約」記述は掲載教科書が増加しているとのことです。英語が教科化されたことから、初めて英語の教科書が展示されます。教育現場では教科書使用の圧力が高まる中で、何を採択するかが重要になっています。研究部会では改めて展示会に参加し、意見反映をしていくことの確認を行いました。
 この日は、他に全国学力調査に関わり、依然事前練習が実施されていること、一部自治体で調査実施後の「自校採点」は自粛することが議会で表明されたものの、現場では依然としてコピー・採点業務が止まりません。学力調査が競争の具にされている中では、行政には抜本的対応策を求めていく必要があるようです。この1年、「教育政策」部会の課題は多く残されていることを確認しました。

katudoimg

contac01

itiran-bot

kyozailink

アーカイブ

Count per Day

  • 61448総訪問者数:
  • 29今日の訪問者数:
  • 51昨日の訪問者数: