地震防災は喫緊の課題

8月17日、環境教育部会が主催したフィールドワーク・公開研究講座がDVDになりました。制作は平和教育でお世話になっている本瑞昭(映こま主宰)さん。今回の研究テーマが「金沢のまちを知って備える」、この4月に発生した熊本地震以来、活断層「森本富樫断層」による地震が現実のものとして報道されるようになった矢先の学習会になり、すでにこのHPでも紹介したところです。地震防災は喫緊の課題、青木賢人部会長の解説は分かりやすく、環境教育資料として十分に活用できる内容になっており、教育総研のフィルムライブラリー、金沢支部と石川支部でも借りることができます。

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8月24日の第2回環境教育研究部会では、公開講座を受けて当該の金沢市、白山市の学校における地震防災計画を検討しました。特に金沢市は保護者を含めた、地域と連携した防災訓練の実施、学校が避難所に指定されていることから、具体的に教職員の災害時対応力向上を求めています。白山市ではジオパーク学習を通して地形・地質的特性や過去の災害史に学ぶなどの防災教育を重視しています。研究員が持ち寄った金沢市内の学校における危機管理マニュアルでは、行政の計画を受けて、学校が防災避難所となった場合の対応、保護者・家族への(子どもの)引き渡し・留め置きの対応までの記載があり、注目されました。青木部会長からは、地域と連携が進んでいる輪島市や加賀市の一部学校の事例や、野々市市が行政・学校・地域の連携が進んでいることの紹介もありました。教室の中に地震の揺れで「凶器」となるものがないかどうか、改めてチェックも必要だとの指摘もありました。

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