市民の力で育鵬社教科書を撤回させよう

11月20日、加賀市文化会館を会場に「公正な教科書採択を求める市民集会」が130名の参加で開催されました。主催は今年再編結成の「子どもと教育を考える・いしかわ市民の会」、教育総研は事務局を担当しました。講演には東京大田区で昨年度の中学校社会科教科書に育鵬社の採択を市民の力で阻止した、「太田の教育を考える会」の朝倉泰子さん

朝倉さんによれば、2011年に大田区教育委員会は中学校社会科教科書に歴史・公民とも育鵬社を採択しました。その後、朝倉さんたちは「大田の教育を考える会」を結成、精力的に学習会を重ね、2015年度の採択までに20回を数えたと言います。区教委には教科書展示会の公正な運用を求める要請書の提出、一方では教育委員会への傍聴を続け、2015年度の採択時には定員90名の会場には212名が詰めかけ、抽選となったとのことです。採択結果は歴史で教育委員6名中育鵬社1名、公民は2名に止まり、両者とも東書に決定しました。前回育鵬社を推薦した委員も今回一部推薦を変えたとのことです。

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 パネルディスカッションには加賀・木村勝保さん、小松・辰巳栄さん、金沢・旭泰子さん、それぞれ教科書問題を中心にとり組みを始めている市民団体を代表して参加いただきました。それぞれの地区からは、傍聴を認めない教育委員会の密室性や文科省通知を盾に、決定の権限が教育委員会にあるかの対応がなされたとの問題点が明らかにされました。来年度は小学校の道德教科書採択、同じ轍を踏まないようとり組みを強化することで議論が交わされました。会場からも積極的に意見が出され、特に学力や入試対策で育鵬社教科書が対応できないとの意見が大田区でなされたことが紹介されたことに、学力向上対策に追われる石川県であえて主張できるのか、議論が交わされました。理解が得にくいと言われる教科書問題ですが、会場には24名の市民の参加もあり、意義ある集会となりました。

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  市民集会アピール(PDF)

 

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