道徳教科書展示会に「視点」取りまとめ

 5月23日、第1回の「教育政策」研究部会を開催しました。
部会の今年度の主要課題はまず教科書問題、中学校社会科育鵬社教科書が現場でどのような使われ方をしているのか実態調査を行います。全国学力調査については、依然その弊害が学校現場では解消されず、県が行う評価問題と併せて実態把握と分析を続けます。また、県内自治体の教育施策の比較分析も続け、「子どもの貧困」支援策や学校図書館図書費・司書配置についても継続調査を行うことなどを確認しました。
 6月16日から2週間、来年度使用の教科書展示会が県内各地で開催されることから、初めてとなる小学校道徳教科書の公正な採択を求めるため、教育現場からの意見反映を行うとり組みが重要となります。この教科書の検定にあたり、文科省が事細かな指導を行ったことが報道されました。中でも学習指導要領にある「伝統・文化の尊重」を根拠にパン屋を扱った教材に修正意見を付けたことで、教科書会社がその意図を「忖度」して和菓子屋に変えたことが話題となりました。今回の採択に育鵬社が参加しないことが明らかになっていますが、展示会にはどのような視点で教材に臨むのか、学校現場には戸惑いの声もあります。今回の研究部会では、半沢部会長起案による展示会に臨む「視点」を検討協議しました。PDFで提示しますので活用いただければ幸いです。

           道徳教科書展示会での視点(PDF)
 

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