鶴彬(つる・あきら)を学ぶ講座開催

6月7日、第1回平和教育研究部会が開催されました。当部会も新メンバーを4名迎えており、前年度の活動総括や改訂版「平和教育」関する提言の概略が説明され、共通理解を頂きました。また、部会が主催する公開研究講座について、今年度は没後80年を迎える「鶴彬(つる・あきら):かほく市高松生まれ」の足跡を訪ねることとし、以下のように確認しました。フィールドワーク(F.W.)は人数に限りがありますが、講演会は公開としており、市民の皆さんにも広く参加を呼びかけています。

 〇 開催日時  6月23日(土)
    F.W.      11:00~12:00 浄専寺周辺史蹟(11:50集合)        
    講演会    13:30~15:00 浄専寺:お御堂

 〇 会場   F.W、講演会とも 
                     かほく市高松下伊丹ツ66 ℡281-0546 集合

 〇 講演 「鶴彬の願いに学ぶ」
                           :平野道雄さん
(浄専寺前住職)

 

 平和教育部会では、今年度の研究課題に新たに「憲法改悪の動きを把握」との項目を盛り込みました。自民党が3月にまとめた改憲案の「自衛隊の明記」を中心に、石川多加子さん(金沢大学・元教育総研部会長)を講師にこの日の後段を学習会としました。
 石川さんは、「憲法前文に平和的生存権が謳われ、憲法のあらゆる人権の基本となっている。9条の2として自衛隊が明記されると後法が優先され、現行9条が死文化する。自民党案では現行18条・奴隷的拘束の禁止(徴兵制否定)も自衛隊が合憲の組織となれば、徴兵制に道を開けるようになっている。改憲の柱に緊急事態条項があり、実質的にナチスの「全権委任法」と同じものだ。世論調査を見ても、このまま国民投票に付されると押し切られる危険性もある」と指摘されました。本部会では引き続き憲法学習を続ける予定です。

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