練習で上がる「学力」とは

  

 11月30日(金)、教育政策部会で協議した「全国学力学習状況調査の廃止声明」(以下:全国学テ)を教育長に提出し、引き続き記者会見で説明を行いました。例年この時期に声明公表を行うのは、県教委が12月初旬(2018年は12月4日)に「評価問題」なる全県一斉の「事前テスト」が実施される前としてきたものです。
 今回の声明は、県教組が実施した組合員アンケートから、①「子どもに与える負担」、②「教育課程に与える影響」、③「教職人への負担」に関し、生の声を紹介しています。①については「過去問ばかりやらされ、自己肯定感が下がっている」、②については「テスト対策が授業の中心となってしまい、ほとんど教科書を開くことができなかった」、③については「授業準備、その他の業務に加え、調査対策の問題作成や解説など時間がいくらあっても足りない」など。
 こうした声が出される背景には結果の公表がなされていることで、さながら、各県対抗・自治体対抗の学力コンテストの様相を呈していることがあります。声明では「全国学テ日本一の学力とは何か」「教職員の負担を減らすには」と項を起こし、過去問や「評価問題」を繰り返して上がる「学力」や「活用力」の意味とは何かと問い、過大な教職員の負担を強いている実態も明らかにしています。最後に教育は競争原理で子どもたちを駆り立てるものでなく、この全国学テは廃止(離脱)して、未来を担う子どもたちの教育をめざすべきだ、としています。会見には2社が出席し、翌日の朝刊に掲載されました。なお、「声明」全文はPDFで以下に掲載致します。

1811 全国学テ廃止声明(PDF)

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