研究部会から発信するために

   

   3月20日は、4回環境教育研究部会でした。この部会でも年間総括を協議し、後半は研究員でもある小坂聡さん(全農林中央執行委員)から、活動報告を頂きました。テーマは「食とみどり、水を守る活動」、この活動は全国集会として1968年に始まり、2018年で50回を数えています。主なとりくみはアジア・アフリカ支援米の活動、2000年以降、支援先はカンボジアとマリに絞られ、2017年度からマリ共和国へ集中、全国36道府県で30tになるとのことでした。輸送量の高騰などの課題はあるものの、全農林として歴史ある活動として維持する一方、組織としては食料・農政や環境問題の学習に活動を広げているとのことでした。環境部会はこの間、身近な所に目を向けた実践を訴えてきており、来年度も継続課題としていく予定です。
 3月28日は、4回平和教育研究部会です。総括には今年度、部会研究員が県内各地区の学習会に出かけており、実践の継承に努めてきたことが盛り込まれました。今回、年度最後の部会となり、小南浩一・部会長(兵庫教育大)から今日的な話題提供を受けました。テーマは「明治150年 日本の近代を再考する~日清・日露戦争を中心に~」です。安倍政権の明治維新賛美の背景やとかく指摘される歴史・憲法認識についても詳細な解説がなされ、育鵬社社会科教科書にも反映されてきた背景も指摘されました。平和教育部会では、来年度も各地区の学習会の要請に応えるべく、発信できる体制を取っていく予定です。

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