平和教育研究部会で沼田聡一事務局長から報告がありました。会場の楢葉町Jビレッジは原発建設の見返りに建てられサッカーコート9面や宿泊施設があり、事故後は災害復旧の拠点となりました。1日目の全体会では高校生平和大使から国連の会議に参加したりした活動報告がありました。分科会では北海道の寿都町・神恵内町が核のごみ処分場候補地として自治体が手を挙げ、国の審議会で文献調査報告書(案)の審議終了という段階に至っているという報告がありました。2日目は、現地フィールドワークで楢葉町から富岡町、大熊町、双葉町をめぐりました。地震の時のまま、時間が止まった民家や立ち入り禁止を示す看板が見受けられました。原子力災害伝承館は公費と東京電力のお金でつくられたきれいで立派な施設で一定の反省をもとに展示が構成され、語り部も活動しておりましたが、「特定の団体」への批判はしないということでした。報告の詳細は次のリンクをクリックすると見ることができます。
日教組平和集会報告