昨年9月、石川県内の3市(金沢・小松・加賀)の中学校社会科・歴史教科書に育鵬社が採択されました。その内、小松・加賀では公民教科書も採択されました。しかし、その採択経過が極めて不公正で、委嘱を受けた教育現場の研究員や採択委員の意見や決定が軽視されました。最終的に教育委員会での少数意見の中で決定を押し切ったことが、議事録で明らかになっています。(チラシ冒頭より)
県内の教育関係者や学識経験者で構成する「子どもと教育考える・いしかわ市民の会」では、澤信俊(星稜大学)、二俣和聖(真宗大谷派僧侶)、田村光彰(いしかわ教育総研)3人の皆さんが呼びかけ人となり、37名の賛同人を委嘱させていただき、学習会を開催することとなりました。育鵬社教科書の何が、どこが問題なのか、採択されたことで子どもたちにどのような影響があるのか。そして、再び採択させないためにはどのような運動を展開していくべきなのか。東京都・大田区で今回、育鵬社教科書の採択を市民の力で撤回させた「大田の教育を考える会」・朝倉泰子さんを講師にお願いし、講演とパネルディスカッションを行います。広く市民に開かれた学習会とするため、多くの皆様の参加をお待ちしています。
・集会名 「公正な教科書採択を求める市民集会」
・開催日 2016年11月20日(日) 14:00~16:30
・開催地 加賀市文化会館(加賀市山代温泉北部2-58)