その他

 いしかわ教育総研事務局長・古河尚訓(ふるかわ・まさのり)

   いしかわ教育総合研究所(以下・教育総研)は、2002年6月に発足し、石川県教組のシンクタンクとして、県教組の運動と連動させながら、「石川のゆたかな教育の創造」をめざし、その発信基地を目指し活動してきました。以来、2019年度で17年経過、一貫した課題は教育総研の研究や提言が県教組という枠を越えて、広く市民にもアピールしていけるか、でした。
   2013年度事務局長に就任し、HPによる情報の発信、報道機関への働きかけ、地方議員への情報提供と行動依頼、そして県・地方の教育委員会への働きかけ、等にとり組んできました。お陰様でHPのアクセス数は1日40~70件程度、時々の教育課題について報道から見解を求められることも多くなっています。教育総研の3部会がとり組んできた近年の主な課題は、教育政策部会では全国学力調査や教科書採択、平和教育部会では、平和教育教材の整備、地域の平和活動の紹介、環境教育部会では、身近な環境課題の発見と防災教育、等を挙げることが出来ます。
    前任の上瀬雅美さんを引き継ぎ、7年間、事務局長を務めることが出来ましたのも、見識ある提言をいただいた、06年から所長をお願いした田村光彰さん、そして19年度からは共同代表として、半沢英一さんと小南浩一さん、また、環境教育に明確な視点をいただいた青木賢人さん、こうした学識経験者の皆さんや35名の研究員に支えていただいたお陰と思っています。組合員の皆様、これからも教育総研が当てにされる存在となるよう、引き続きお支えをいただくようお願いして退任の挨拶と致します。

    教育総研平和教育部会では、今年も地域の平和運動や平和史蹟を紹介する公開研究講座を市民に公開してきました。加えて、年4回の研究部会の中で、折々の平和課題を取り上げた学習会も全研究員に案内し開催してきました。
 2月28日(金)、第4回の研究部会前段に講師として黒崎正己さん(北陸朝日ディレクター)を招き、講演会を開催します。黒崎さんが制作された北陸朝日放送(HAB)のドキュメンタリー番組、「言わねばならないこと~防空演習を『嗤った男』桐生悠々が、第1回「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」の大賞に選ばれ、先頃再放送されました。黒崎さんには金沢市出身のジャーナリスト・桐生悠々(1873~1941)と対比し、安倍政権下の現在のジャーナリズムの現状を語って頂きます。短時間の学習会ですが、広く参加を呼びかけています。

   ■ 2月28日(金)18:30~19:30 県教育会館4F第3会議室
   ■   「桐生悠々から学ぶ記者の覚悟」講師:黒崎正己さん

 

 

 

   例年実施しています、「公正な教科書採択を求める市民集会」ですが、今年は「演劇」という表現で、石川県が置かれている教科書採択の問題性を訴え、100名を越える全県からの参加者を予定しています。出演は大阪地区で上演を重ねている演劇集団、「劇団光の領地×モンゴルズシアターカンパニープロデュース」です。なお、第2部として小林信介さん(金沢大学)も加わり、トークセッションも企画しています。
    歴史や人権の認識に違和感のある教材が掲載される教科書がなぜ採択されるのか、共に考え、市民に開かれた集会をめざしています。ぜひ気軽に参加下さい。

 

 

 

 

 

    

6月30日(日)、平和教育研究部会のフィールドワーク(F.W.)と公開研究講座が七尾市で開催され、このHPで紹介しました。このほど、当日の活動の動画を映こま主宰・本瑞昭さんにお願いし、DVDとして編集しました。教育総研の平和教育ライブラリーとして登録すると同時に、HPにアップ致しました。活用していただければ幸いです。

8月26日(月)環境教育部会が主催する、F.W.と公開研究講座が開催されます。テーマは「津幡町の自然環境と防災~津幡から内灘砂丘~」。防災の視点から、JR津幡駅前で森本・富樫断層の確認、内灘砂丘の成り立ちなどを現地視察し、部会長・青木賢人(金沢大学)さんに講演をお願いしました。知っているようで知らない、地域の環境を知ることで、防災の認識を深める、環境教育部会がとり組んできたテーマです。公開ですので、一般の方も歓迎いたします。会場は「ほのぼの湯:内灘町防災コミュニティセンター」13:30開会です。

    9月に小松市・加賀市教育委員会は来年度から使用する中学校道徳教科書に懸念されていた「日本教科書」が採択されるなど、不透明な教科書採択が続いています。

 教育総研が事務局として参加する「子どもと教育を考える・いしかわ市民の会」では、今年も11月23日(金)に市民集会を開催します。これは、2015年に金沢・小松・加賀の3地区で中学校社会科教科書に育鵬社が採択されたことを契機に「公正な教科書採択を求める市民集会」として、各界から賛同者を得て、全県規模の集会を開催続けています。今年は3年計画の3年目、会場は「金沢ものづくり会館」となっています。(チラシ参照下さい)ぜひ、今石川県で何が起きているのか、講師の池田賢市さん(中央大学)から全国的な動向を明らかにしていただき、現場教職員が参加するパネルディスカッションも企画しております。公開された学習会ですので、市民の皆様の参加をお待ちしています。

詳細はこちら

    6.23平和教育部会と8.17環境教育部会、2018年度のフィールドワーク・公開研究講座が終了しました。教育総研では、今年もその活動を動画で収録して、小松市・本瑞昭さん(映こま主宰)に撮影・編集(平和は編集のみ依頼)をお願いしてDVD化しました。各地区での平和学習や環境学習に活用していただくように、学習会・会場支部(河北支部・小松支部)と県教組本部にライブラリーとして保管しています。ぜひご活用お願いします。また、HPにも動画掲載を致しますので、こちらもご覧下さい。

いしかわ教育総研、環境教育部会では今年も会場を小松市に移し、公開研究講座を開催します。講師として部会長・青木賢人さん(金沢大学)が午前中のフィールドワーク(FW)と講演会を担当します。
 現在の小松市中心域はかつて広大な城が占め、その城は現在の梯川の水路を巧みに利用しており、周辺は湿地・沼地だったと伝えられています。(地図参照・小松市HPより)FWでは「ブラアオキ」として、その痕跡を訪ねて市街を歩き、繰り返されてきた梯川の洪水対策の現場にも入る予定です。
 環境教育部会では、近年全国で頻発する自然災害も身近な環境(地形や町の成り立ちを含めて)を知ることでより適切な対応が出来る、青木部会長は「脅しの防災教育」を越えて「共生の防災教育」が大切と提唱されています。今回の講演会も子どもたちへの環境教育に意義あるものとなるよう準備をしているところです。
 「公開研究講座」は教育総研HPや報道を通じて、広く市民の皆さんにも参加を呼びかけておりますので、お気軽に参加下さい。
 〇 日時  8月17日(金)13:30~16:00
 〇 場所  小松市公会堂第1・第2会議室    
   ※ 入場無料です。  
   ※ 午前中のFWは一般公開していません。

       

 

絵本「りんこちゃんの8月1日-とやま大くうしゅう」の本文作者である村上凛子さんは、2016年1月に急逝されました。このほど、夫君・村上清史さんが、凛子さんの平和への願いを生かすためとして、この絵本の原本をDVD化されました。
教育総研でもその趣旨に賛同させていただき、研究員を通してこのDVDを入手し、ライブラリーに加えることとしました。絵本もそろえてありますので、ぜひ平和教育にご活用ください。 なお、このDVDと同内容がyoutubeで公開されているとのことです。

 村上清史さんへの問い合わせ
 rinkomu@gmail.com

 

 

 

 

2015年度、県内の3市(金沢・小松・加賀)で中学校社会科に育鵬社教科書が採択され、教育現場に導入されて2年目に入っています。今年は初めて小学校道徳教科書も採択される年でもあり、県内では加賀市が教育出版教科書の採択に踏み切りました。今回、育鵬社からの参入がなかったものの、この編集委員に「つくる会」系の関係者が入っていることが明らかになっており、加賀市の採択経過をみると再び強い意図が働いていたことが分かります。

今集会では善元幸夫さん(東京学芸大)を招き、今年2月公表の学習指導要領改定案の意図を明らかにし、次期2019年度の採択に再び育鵬社教科書を採択させないため、議論を深めます。主催は「子どもと教育を考える・いしかわ市民の会」、教育総研は事務局の一員として参加します。

 〇 集会名   公正な教科書採択を求める市民集会
 〇 開催日時  2017年11月19日(日)14:00~16:30  
   〇 会場    辰口福祉会館(能美市辰口町ヌ10)
                                                 ℡ 0761-51-4511
 〇 内容    善元幸夫さんによる講演      
                        現場教員を交えた
                                パネルディスカッション

6月25日に加賀市で実施しました、平和教育部会主催のフィールドワーク(F.W.)と講演会、このほどDVDが完成しました。撮影と編集は「映こま」主宰の小松市・本瑞昭さん、教育総研では新たにフィルムライブラリーに登録しました。前半は地元の平和運動家の佐藤公男さんによる、防空壕跡や九条の碑、奉安殿跡などの戦争史跡をめぐるF.W.。午後は、加賀市在住の西山誠一さんによる講演会、西山さんの憲法九条への強い思いや靖国訴訟に至る経過などが語られています。全編1時間50分になりますが、MENUからCHAPTERを選択することで場面の選択ができます。HPの動画サイトにも掲載していますので確認され、平和教育や学習会にも活用してください。

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