いしかわ教育総研、環境教育部会では今年も会場を小松市に移し、公開研究講座を開催します。講師として部会長・青木賢人さん(金沢大学)が午前中のフィールドワーク(FW)と講演会を担当します。
現在の小松市中心域はかつて広大な城が占め、その城は現在の梯川の水路を巧みに利用しており、周辺は湿地・沼地だったと伝えられています。(地図参照・小松市HPより)FWでは「ブラアオキ」として、その痕跡を訪ねて市街を歩き、繰り返されてきた梯川の洪水対策の現場にも入る予定です。
環境教育部会では、近年全国で頻発する自然災害も身近な環境(地形や町の成り立ちを含めて)を知ることでより適切な対応が出来る、青木部会長は「脅しの防災教育」を越えて「共生の防災教育」が大切と提唱されています。今回の講演会も子どもたちへの環境教育に意義あるものとなるよう準備をしているところです。
「公開研究講座」は教育総研HPや報道を通じて、広く市民の皆さんにも参加を呼びかけておりますので、お気軽に参加下さい。
〇 日時 8月17日(金)13:30~16:00
〇 場所 小松市公会堂第1・第2会議室
※ 入場無料です。
※ 午前中のFWは一般公開していません。