教育総研では、今年度のとりくみに向けて、「『新たな平和教育』に関する提言」をとりまとめ、すでに全支部の教研の場で紹介されています。この提言は、教育総研HPの平和教育部会サイトに掲載中ですが、安保法制が施行されるという事態の中、改めて平和教育から「平和学習」へ、という提言を受け止めて頂きたいと思います。
この度、県教組組合員OBでもある、映像集団こまつ(映こま)主宰の本瑞昭さんから、新作「異国の山小屋」(30分)2本を寄贈頂きました。この作品は古いアルバムのモノクロ写真を最新のデジタル技術で色彩を加えて、80年前の「満州国」時代を再現されており、平和学習会の資料としておすすめします。この間の平和教育部会主催の公開講座では、県内在住の戦争体験者にお話を聞く活動を続けており、その都度、本さんにはDVD教材の作成をお願いし、活用しやすいダイジェスト版(20分)もできています。
教育総研には、80年代から取りそろえてきたフィルムライブラリーもあり、毎年各支部の親子映画会にも活用されていますが、学校でも、これら教材を活用頂きたいと思います。問い合わせは県教組もしくは教育総研にお願いします。