金沢市で教科書を考える市民団体が総会予定

1月22日(日)、金沢市で市民団体「こども☆未来☆教科書@かなざわ」が発足総会を開催します。昨年夏に金沢市教育委員会が育鵬社の中学校歴史教科書を採択しました。この教科書、自らが任命した採択委員会で評価の低かったものであり、その採択経過がきわめて公正さを欠いているとし、いしかわ教育総研として9月1日に撤回の申し入れを行ってきました。県内ではこの教科書が採択された加賀市、小松市でもすでに市民団体が発足しており、今年度それぞれの地区で順次教育総研と共催で学習会を開催、11月にも「子どもと教育を考える・いしかわ市民の会」が県全体に呼びかけを行い、加賀市で「公正な教科書採択を求める市民集会」を開催してきました。それぞれの会場では教育関係者に加えて、一般市民の参加も見られ、育鵬社教科書の問題点を共有してきたところです。
今回、金沢で市民団体が発足することで、県内で再び育鵬社教科書が採択されることがないよう、当該教育委員会に働きかけを強める体制が整うことになります。この発足集会では歴史教科書問題について、半沢英一さん(教育総研部会長)が講演されることになっています。広く市民へ参加を呼びかけており、教育総研も協力していくことにしています。

□日時  2017年1月22日(日) 14:00~16:30
□場所  近江町交流プラザ4F 集会室
□講演  「育鵬社歴史教科書を古代から現代まで見てみる」
      半沢英一さん(元金沢大学教員、教育総研「教育政策」部会長)

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